うたかたの日々

 

金曜日の夜は Friday Club でした。

暑さを忘れさせてくれるような涼しげな曲がたくさん聴けました。

 

wizzjones さんの選んだこの日の1枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボリス・ヴィアン　L’Écume des jours （邦題：うたかたの日々）のレコード。

 

 

この小説を初めて学生の頃に読んだ時はただ切なくて辛かったのですが、

今あらためて読み直すとまた違う印象が。

原文は分からないですが訳を読む限り並ぶ言葉は美しくポップ、

でも幻想的な設定に反してどこか冷めているような達観した捉え方。

喜びの絶頂から哀しみへと変化していく描写が苦しいほど秀逸で、

後半の方が今は良かったりするかも。

 

最近はあのミシェル・ゴンドリーが映画化したことでも話題の「うたかたの日々」。

そちらもおもしろそう。観たいなぁ…。

 

ミシェル・ゴンドリーの「ムード・インディゴ　Mood Indigo」( うたかたの日々 ) のトレイラー。

 

 

 

「アメリ」のオドレィ・トトゥがクロエ役。

意外なキャスティングのような気もするけれど、

原作よりも明るい気持ちで観られそうな気も。

音楽もとても良さそうです。

 

 

 

ノブくんが選んだ1枚。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cecil Lloyd / A Night In Jamaica With Cecil Lloyd

 

ジャマイカのジャズの巨匠セシル・ロイドの 1965 年リリースの名作。

東京の暑さと湿度がクールダウンされるような気持ちの良いサウンドです。

 

 

次回は第1週目の 8/2 (金) に Flesh of My Flesh です。

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