北欧買い付け〜フィンランド〜
Tuesday, 2 August 2016
すでに日本に帰国しておりますが、
北欧買い付け日記続きます。
今回はフィンランド編です。
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スウェーデンからSASでフィンランドへ。
一応海外ですが北欧内は国内旅行のような気軽さ。
パスポートチェックもなし。スタンプがもらえないのは少しさみしい…。
フィンランドのヴァンター国際空港。
シンプルな案内表示がフィンランドらしい。
最近ようやく空港と中央駅が電車で移動できるようになったみたいです。
空港内のトイレのサインもシンプルかつ爽やかなデザイン。
フィンランドの地下鉄は真っ赤です。
到着した日はけっこうな雨降り。
荷物を駅地下のロッカー (ここ、すごく便利です。スーツケースも入ります) に入れて、
とりあえずはハカニエミマーケットのスープを食べに!
大好きな Soppakeittiö の美味しいフィッシュスープ。
滞在中は何回も通っちゃいます。
地元の人から観光客まで大人気のスープ屋さん。
日本のガイドブックに掲載されてからは日本人率もすごく高くなってびっくり。
たしかにこのフィッシュスープの味は日本人好みだと思います。
あ〜今思い出してものすごく食べたい…。
ヘルシンキのソウルフードです。
晴れの日のマーケット広場は気持ちが良い。
マリメッコで統一されたポップ色合いの屋台カフェ。
マーケット広場にあるこういう屋台のカフェが好きです。
気軽にコーヒーが飲めてのんびりできるので。
もちろん、屋台カフェではない普通のカフェも好きです。
ヘルシンキにはカフェが本当にたくさんあり、
老若男女・時間や曜日を問わず常にたくさんの人がコーヒー休憩をしています。
さすがはコーヒー消費量世界一を誇るフィンランドの首都。
平均すると1人あたり1日に7杯飲む計算になるんだとか?
私も滞在中は隙あらばコーヒー休憩します。
大抵シナモンロールなどのパンも一緒に売っているのでお腹が空いた時は便利。
普通の街のコーヒー屋さんでも食器がイッタラだったり椅子がアアルトだったりするので、
そういう部分も発見すると楽しいです。
こちらはヘルシンキのサードウェーブ系カフェ?
” GOOD LIFE COOFFEE ” です。
自家焙煎の豆をペーパードリップで1杯ずつ淹れるコーヒーが人気のお店。
北欧ではハンドドリップのコーヒーを飲めるお店がとても少ないのです。というかほとんどない?
日本ではチェーン店でなければ手で淹れるのは普通なことなのになんだか不思議。
ハンドドリップは日本の喫茶店カルチャーの賜物ですね。
(GOOD LIFE COFFEE も朝の時間帯はハンドドリップではないようでした。)
最近流行りのおしゃれで仰々しく思えてしまうようなカフェは少し苦手なのですが、
ここは地元のおばあちゃんなどもいて、素朴な雰囲気でのんびりできて良いです。
休憩だけではなく買い付けも。
今回は久しぶりにヘルシンキの夏の時期に日曜をまたいで滞在できたので、
日曜名物の蚤の市へも行くことができました。
こちらはハカニエミのマーケット広場。
ヒエタラハティのアンティークマーケットよりのんびりとした雰囲気です。
今回フィンランドで買い付けたもの一部です。
状態の良いフィネルのコーヒーポットやアラビアのイヤープレートにも出会えました。
家用の食器やお店のグラスを買い足しに ARABIA のファクトリーショップへも。
重量と相談しながら Teema や Kartio の定番をいくつか購入しました。
そして恒例の(?)ビールタイム。
「かもめ食堂」の中でみんなでビールを飲んでるシーンでおなじみの海辺の Cefe Ursula (カフェ・ウルスラ)へ。
海を眺めながらのビールの美味しさはひときわ。
いつも自分へのご褒美として、ぼんやりしにここへ行きます。
夏のヘルシンキの気持ち良さを満喫できる気持ちの良い場所です。
今回はいつになく雨の多いフィンランドでしたが、
雨上がりの夕暮れ時の美しさが印象的でした。
これまではもし北欧に住めるとしたらスウェーデンがいいなぁと思っていましたが、
今回の旅ではフィンランドがいちばんしっくりきたかもしれません。
住んでいる人がみんな真面目でもの静かでどこか日本人に似ている部分もあるような。
良い意味で他人にあまり干渉しない適度な距離感がちょうど良いかんじです。
こじんまりとしたヘルシンキの街も大好きです。
こうして書いていると、
北欧のあの爽やかな空気を思い出してまたすぐに行きたくなってしまいます。